春のみどころ
注連寺・七五三掛桜(しめかけざくら) 〔市指定天然記念物〕
1200年の歴史ある注連寺に咲く神秘的なカスミザクラの大木
森敦の小説「月山」の舞台としても知られる湯殿山注連寺の境内に咲く、不思議な伝説の残る美しい桜。樹齢約200年のカスミザクラで毎年5月連休の頃に見頃を迎えます。
弘法大師がこの樹の下で修行されたと言われており、湯殿山を開山した御縁年の丑歳にはひとりでに注連(しめ)が掛かるという伝説があります。
花弁の色が咲き始めは白く、散り際になると深い桃色へと変化し神秘的な魅力があります。境内裏手には水芭蕉の群生も。
▼見学メモ
東北夢の桜街道(47番 注連寺の七五三掛桜)
※桜の動画がご覧いただけます。
春のみちくさ
映画「山桜」の山桜
(行沢)
2008年公開の映画「山桜」(藤沢周平原作・篠原哲雄監督)のロケ地となった山桜。主人公達(東山紀之・田中麗奈)の再会シーンなどの撮影が行われました。ここから見る湯ノ沢岳の眺めも素晴らしいです。
▼見学メモ
赤川の土手桜並木
(東岩本)
ドライブしながら、歩きながら桜並木が楽しめます。付近には映画「蝉しぐれ」(藤沢周平原作)のロケ地もあります。
▼見学メモ
《車》庄内あさひICより約5分、鶴岡市街より約25分
くわだいさくら公園
(上名川)
月山ダム周辺にぼんぼりのようにかわいらしく並んで咲く500本の桜。国道112号線をドライブしながら桜を楽しむことができます。
▼見学メモ
《車》庄内あさひICより約10分、鶴岡市街より約35分
藤の花(下田沢周辺)
赤川沿いに咲く自生の藤の花で県道349号線沿いに何箇所かに渡り咲き、タキタロウまつり(5月末)の頃見頃を迎えます。高い杉の木にからんで咲く姿は、みごとな藤の花ツリー。
▼見学メモ
※車窓から見ることができます。
《車》庄内あさひICより約15分、鶴岡市街より約50分~60分
九輪草(砂川・乳銀杏周辺)
サクラソウの仲間で、咲く様子が仏塔などの屋根にある「九輪」に似ていることからこの名がついたといわれます。
▼見学メモ
《車》庄内あさひICより約10分、鶴岡市街より約30分
大平高原わらび園
5月上旬~6月(火・水・木・土・日)
庄内あさひICより車30分。緑が鮮やかに映える季節、摩耶山を望む絶景の農園でわらび採り体験ができます。
【問】大平わらび園組合 電話 070-6626-2818(代表 阿部)
090-7072-0171(組合員 齋藤)
090-4883-2822(組合員 阿部)
タキタロウまつり
5月 最終日曜日
新緑の荒沢ダム湖周辺で魚つかみどりやカヌー体験などの催し、朝日連峰開山祭(大鳥池、以東岳)も行われます。
【問】タキタロウまつり実行委員会(鶴岡市朝日庁舎産業建設課) 電話 0235-53-2120