湯殿山総本寺 大日坊 瀧水寺 (だいにちぼう りゅうすいじ)

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霊場「湯殿山」は雪深くまた、女人禁制であったため、一年を通し、皆が参詣できるようにと湯殿山の神仏を大網の地に勧請(かんじょう)して建立したのがはじまりです。
大同2年(807)弘法大師空海により開創され、大網に構える大寺院で、明治の廃仏毀釈の嵐も乗り越えた、真言宗を護持した四ヶ寺の一つです。旧地に一山を構えていた頃は、間口42間幅12間の堂々たる大伽藍でしたが、明治8年(1875)に被災してしまいます。現在の大日坊は明治27年の地滑りのため昭和11年に移転したものです。また、徳川家光の時代には徳川家の別当祈願寺でした。

【即身仏:代受苦菩薩 真如海上人】
(そくしんぶつ:だいじゅくぼさつ しんにょかいしょうにん)
旧朝日村越中山に生まれ、農家の長男でした。ある日、山から材木を運搬中に3人の子供に頼まれ、大そりに乗せたところ、一人の子供がそりの下敷きになり死亡してしまいました。その弔いと幼少より仏教に親しんでいた事もあり、大日坊に出家しました。20代より即身仏を志し70余年の間、難行苦行を積み重ね大飢餓に苦しむ衆生を哀れみ96歳で入定しました。

 
 
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【金銅仏釈迦如来立像】
〔国指定重要文化財〕古代印度で刻まれ、中国・韓国を経て我が六世紀飛鳥時代に渡来したとつたわる古い仏像。
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【仁王門】
〔山形県指定文化財〕
風神雷神が安置されその奥には鎌倉時代の運慶作の仁王像が鎮座。旧境内より移築。(仁王門としては国内最古:弘安2年建立)
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【皇壇の杉】(おうだんのすぎ)
〔山形県指定天然記念物〕
旧境内に立つ高さ27mの老杉。景行天皇の皇子、御諸別皇子がこの地で亡くなり、そのお墓に植えられたという。風格があり、是非訪ねてほしい。近年パワースポットとしても注目を集める。(大日坊より車と徒歩で約10分)
 
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