大自然に囲まれた温ったか人情と不思議ロマンの山里・山形県鶴岡市朝日エリアへようこそ
イベント情報
あさひむらのいろは
鶴岡市の約43.4%の面積を占める朝日地域は、月山や湯殿山、そして朝日連峰に囲まれ、四季の移り変わりに富み、新潟県との県境に位置しています。自然とともに活きてきた先人たちの知恵は、居・食・住に今なお受け継がれています。 あさひむら観光協会は、そのすばらしさを、たくさんの方々にお伝えしたいと思っております。
あさひむらの歴史をひもとく
米どころ庄内平野の最南端に位置し、磐梯朝日国立公園が大きく割合を占める中山間地です。その歴史は古く、越中山遺跡に見られる旧石器時代の今から17,000年以前に始まる。越中山遺跡は赤川右岸にあり、無土器時代の石器が多数出土し、しかも北方系、南方系の石器が混在していることで学術上の価値があり、全国的にも有数の遺跡とされています。
庄内と内陸(山形)を結ぶ六十里越街道が朝日地域を横断し、庄内からは魚介類やローソク、内陸からは紅花や真綿、豆や葉タバコなどを背負って運ぶ人々が行き交いました。 日本の古代信仰は、山岳信仰から始まり、室町時代の初期までは、出羽三山のうち「月山」が信仰の中心として参拝されていましたが、真言修験の隆盛とともに、大日如来をまつる「湯殿山」への信仰に移ってゆきました。江戸時代になると東北だけでなく関東まで広がり、湯殿山の名声は各地に知れ渡り、「西の伊勢、東の湯殿山(ゆどの)」とまでいわれるようになりました。
村の歴史上代表的なものは、山岳信仰に係わるもので、霊山として知られる出羽三山(月山、羽黒山、湯殿山)の一峰、湯殿山に関係しています。湯殿山は古くから歴史を誇り、その周辺に遺跡や文化を多く残しています。この湯殿山を抱える旧東村、鉱山が栄えていた旧大泉村、平坦地の比較的多い旧本郷村の3村が昭和29年8月1日に合併し、朝日村が誕生しました。 そして、平成17年10月1日に近隣の市町(鶴岡市、櫛引町、羽黒町、藤島町、温海町)と合併し、「鶴岡市」となり、現在にいたっています。
地理
- 面積 … 569.17平方キロメートル(境界未定部分あり)
- 山 … 湯殿山・月山(湯殿山口)・朝日連峰(大鳥口)・摩耶山(倉沢口)・湯ノ沢岳
- 河川 … 赤川(大鳥川)・梵字川
- 湖沼 … 大鳥池
- ダム … 月山ダム・荒沢ダム・八久和ダム